神奈川県高等学校教育会館

学校図書館のスタッフマニュアルの研究

神奈川県学校図書館員研究会
  スタッフマニュアル研究委員会
  
はじめに
スタッフマニュアル趣旨

 神奈川県学校図書館員研究会は、2007年4月現在、県・市・私立合わせて195校の会員がおり、高等学校図書館の学校司書を中心に研究活動をしています。永年の研究活動の成果は、それぞれの学校図書館の充実・発展に結びついていることと思います。

 スタッフマニュアル研究委員会は、「一人職種である学校司書の仕事内容を混乱少なく引き継ぐために」と、引継ぎ資料としての学校図書館スタッフマニュアルの作成について1994年度から研究・検討してきました。1998年度には教育研究助成金と研究会からの補助金により『学校図書館運営のためのスタッフマニュアル 神奈川版』を発行、研究会員へ配布することができました。なにぶん、初めての冊子体発行のため不具合な点も多く、改良すべき点がたくさんありました。

 『スタッフマニュアル』冊子の発行から年がたつにつれ、内容改訂の必要が出てきました。それは、学校図書館・学校教育を取り巻く情勢の変化、神奈川県立高校内部の組織変化等がありますが、内容としてより使いやすく・充実したものとなるよう工夫して改訂作業をしてきました。そのため、前回の冊子よりも大幅にページ数が増えてしまいました。また、「事例」と「自校記入」をページで分けるのではなく、「事例編」と「自校記入編」の2分冊に分けて発行することとしました。

 「自校記入編」を次に発行予定です。この「事例編」についても、まだまだ改良の余地がありますが、それぞれの学校図書館で活用していただければ幸いです。
最後になりましたが、今回の改訂に際しても、前回と同様に教育研究助成金と研究会からの補助金をいただくことができました。ありがとうございました。

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