神奈川県高等学校教育会館

健康教育推進にむけて ほけんだよりの充実


                           ほけんだよりと健康教育
  健康の課題や問題は、時代と共に日々変化している。子どもたちが自分の健康に対する意識を高めるには、どうしたらよいのか。情報源として「ほけんだより」は、身近なものであり有効であると考える。養護教諭が健康問題について学び、そして情報を発信するために、実践レポートを中心に学んだ。今後も研修会や講演会を開き知識を高めていきたい。
 
 
  テーマ 内容
6月 「疾病管理の支援をとおして子どもを育てる」
ほけんだよりを検討  
疾病をもった生徒の入学から卒業までのかかわり。生徒と保護者、担任・顧問・管理職・主治医と共に連携。疾病の危険性や生活上の配慮などの必要性や管理方法の確認を行い、生徒自身が疾病と向き合いながら成長する事を指導していった。入学時の健康調査表をどう活用していくかなども話し合った。             持ち寄ったほけんだよりを検討して次回作成時の参考にする。
8月 「10代の情報管理に関するトラブル・危険性と保護者・職員の関わり方について」 ほけんだよりを検討
世の中や大人たちが情報機器に関するトラブルについて、機械のせいにしすぎている。本来は、はさみや包丁と同じ便利な道具である。使い方さえ間違わなければ楽しい道具である。大事なのは守るべきルールやマナーであり、親や大人が正しく伝えなければならない。
持ち寄ったほけんだよりを検討して次回作成時の参考にする。
11月 「どうしているの?他校の健康診断!?」 ほけんだよりを検討
毎年同じような健康診断を実施していても、学校が変ると健康診断の方法も変ってしまい戸惑う事が多い。新採用でもベテランでも、他校の健康診断はどのように行われているのか気になるところである。検診業者についても対応の違いがわかった。単位制の場合や学年制・普通校それぞれに違いがあり、様々な情報交換になった。   持ち寄ったほけんだよりを検討して次回作成時の参考にする。
1月 「突然意識を失ったAさん」 ほけんだよりを検討
突然校内で、倒れてしまう生徒。意識もなく救急車で病院に行くが、検査の結果は異常なし。体に問題はないのでストレス性の発作ではないかと診断される。保護者がストレスの原因はいじめにあると断定した。学校はAさんの体調と気持ちを一番に考えた対応としていじめの調査をした。主治医から環境を変えたほうが良いと言われ転校と言う結論を出した保護者。その時養護教諭としてどのような対応をしたら良いか話し合った。 
持ち寄ったほけんだよりを検討して次回作成時の参考にする。
3月 「養護教諭人生を振り返って 後輩に残すひとこと」  ほけんだよりを検討
職員向けに作成した資料をもとに話し合った。養護教諭の仕事も時代と共に変化していった事、大変な時期を乗り越えて仕事を続けて来た事などたくさんの話題があった。後輩の私達養護教諭が元気になれる充実した話し合いであった。          持ち寄ったほけんだよりを検討して次回作成時の参考にする。
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