●特集U● |
大震災・原発災害の中で子どもたちは |
2011年 3 月11日の震災の後、 当研究所は 「ねざす」 48号で 「大震災の後で」 という特集を組みました。 災害は多くの人の命を奪いました。 多くの人に悲しみをもたらしました。 多くの人の生活を破壊しました。 そしてこの社会が抱えている様々な問題を明るみに出しました。 その記憶は忘れることなくとどめられ、 思い出されなければならないでしょう。 そこで今号で大震災にかかわる特集を再度組むことにしました。 「ねざす」 48号では震災後の支援活動に参加された方等、 多くの方から文章を寄せていただく形をとりました。 今号は執筆を 4 人の方にお願いすることにしました。 元都立定時制高校の教員、 本研究所の前代表の佐々木賢さん、 福島の小学校の教員の國分俊樹さん、 学芸大学の教員の大森直樹さん、 子どもの未来サポートオフィスの米田佐知子さんです。 國分さんは福島で活動していますが、 昨年の 6 月に東京の文京区民センターで開かれた 「福島の現状と子どもたちの人権」 というテーマのシンポジウムでお話をいただきました。 そのシンポジウム開催の中心になったのが佐々木賢さんです。 大森さんは 「東日本大震災・原発災害と学校」 という大部の資料集をまとめています。 米田さんは被災地の復興を応援する活動に参加しています。 こうした 4 人の方に論考を寄せていただくことで、 今回の特集といたしました。 |
(教育研究所) |
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