2005年度
教育研究所年報
定例所員会議
◆2005.4.27 第1回 (通算224回)
 2005年度活動計画と予算概要/ 『ねざす』 第36号の特集について/シンポジウムのテーマと日程について/研究所独自調査2005について/ 「研究所ニュース」 51について
◆2005.5.25 第2回 (通算225回)
 会館夏季教育講座について/ 『ねざす』 第36号の内容について/シンポジウムのテーマと日程について/研究所独自調査2005のプロジェクトメンバーについて/所員レポート 「キャリア教育と進路保障」 (本間) /教育総研夏季研究集会への参加について
◆2005.6.22 第3回 (通算226回)
 研究所独自調査2005について/シンポジウムについて/ 『ねざす』 第36号の内容について/合宿所員会議の日程と内容について/ 「研究所ニュース」 51について/所員レポート 「2002年に何があったのか」 (中野渡)
◆2005.7.27 第4回 (通算227回)
 研究所独自調査2005聞き取り調査について/ 『ねざす』 第36号の内容について/シンポジウムについて/UFJ総研 「ニートの調査」 について (横山重宏氏) / 「研究所ニュース」 51について
◆2005.9.28 第5回 (通算228回)
 研究所独自調査2005の調査結果報告/シンポジウムについて/ 『ねざす』 第36号
 について/ 「研究所ニュース」 52について/所員レポート 「独自調査遺文全日制高校にも定時制高校にも向かわない生徒たち」
◆2005.10.26 第6回 (通算229回)
 研究所独自調査2005最終原稿検討/シンポジウムの討議内容について/ 『ねざす』 第36号の最終原稿検討/所員レポート 「人頭税ほど公平な税制はない」 (本間) 「広がる公立中高一貫教育」 (本間)
◆ 2005.11.30 第7回 (通算230回)
 シンポジウム討議内容と役割分担/ 『ねざす』 第37号の主な構成/研究所独自調査2006のテーマについて/ 『ねざす』 第36号校正作業
◆ 2005.12.21 第8回 (通算231回)
 シンポジウムの反省/ 『ねざす』 第37号の主な構成について/研究所独自調査2006のテーマについて
◆2006.1.18 第9回 (通算232回)
 『ねざす』 第37号について/研究所独自調査2006について/所員レポート 「第 3 分科会中・高生@」 報告 (本間) /2006年度研究所体制について
◆2006.2.15 第10回 (通算233回)
 2005年度決算概要と2006年度活動計画/教育研究所設置規程について/ 『ねざす』 第37号の確認/研究所独自調査2006について
◆2006.3.29 第11回 (通算234回)
 2006年度高校教育会館事業計画/2006年度教育研究所予算概要/教育研究所会計に関する引継事項/ 『ねざす』 37号の原稿検討/06独自調査アンケート項目検討


調査研究にかかわる会議および活動
◆調査研究会議 (独自調査に関する所員のプロジェクト会議)
  6 月 8 日 (水)   8 月22日 (月)   9 月21日 (水)  
◆調査研究活動 (独自調査2005)
  7 月〜 9 月にかけて県内公立中学校へ2005年 3 月卒業生の全日制高校以外の進路に関するアンケート調査
  8 月〜 9 月にプロジェクトチームによる 8 名の定時制高校教員への聞き取り調査
◆夏季合宿所員会議  8 月28日 (日) 〜29日 (月) 横浜海員会館 「エスカル横浜」
 主な会議内容/独自調査2005中間報告・ 『ねざす』 第36号原稿検討・所員によるフリートーキング 「教育改革」
◆研究所座談会 「『理念』 は実現されたか?」
  8 月30日 (火) 高校教育会館
 参加者:井上恭宏、 佐渡 守、 山根俊彦
 司 会:阪本宏児


研究所独自の企画および外部企画への参加

◆第15回教育研究所シンポジウム2005
 12月17日 (土) 於関内・情文センター
 テーマ 「15の春は泣いている!入試状況異状あり」  
  シンポジスト:島根三枝子
         宮下宗秋
         手島 純
 コーディネーター:金沢信之
◆夏季研修講座 (高等学校教育会館事業)
  8 月 1 日 (月) 於高校教育会館 ミニシンポ 「フォーラム これからの高校教育を語る」
 パネリスト:樋田大二郎
       佐藤 香
       本間正吾
 司   会:佐々木賢
◆教育総研夏季研究集会 (鹿児島) 参加
  7 月30日 (土) 〜31日 (日)  
◆教育総研第25回教育文化フォーラム (県教育会館) 参加 10月22日 (土)
◆教文研第19回教育シンポジウム (フォーラム南太田) 参加 12月10日 (土)


刊 行 物
◆研究所所報 『ねざす』 第35号
 特集 シンポジウム 「フリーターに何を見るか」
◆研究所所報 『ねざす』 第36号
 特集 1  座談会 「理念」 は実現されたか?
 特集 2  独自調査2005 定時制高校から見えるもの 
◆ 「研究所ニュース ねざす」 No.51
 ご存じですか?神奈川労働相談ネットワーク (横山滋)
◆ 「研究所ニュース ねざす」 No.52
 第15回教育研究所シンポジウムのご案内 (手島純 宮下宗秋 島根三枝子)
◆ 「研究所ニュース ねざす」 No.53
 シンガポールとの比較から見た日本の高校の 「学力」 の課題 (樋田大二郎)
編 集 後 記
 昨年開催したシンポジウムの記録を特集として掲載しました。 話し言葉を文章に変換することの難しさを感じながらの編集作業でした。 全日制高校では学級減がすすみ、 部活動に生徒が集まらないと嘆いているのに、 定時制では生徒が溢れかえっている。 改めてこの矛盾を何とかしなければという思いにかられています。
 期せずして 「技高」 問題が二編、 対象が生徒と教員に別れるものの 「評価」 問題が二編と重なりました。 「評価」 については外部からの学校評価と生徒による授業評価が加わると、 学校現場であいついで導入された評価問題が出そろうことになります。 現場ではこれ以外に、 シラバスの作成と成績評価の基準づくりに忙殺されています。 さらに、 今年度から新たな校内組織が県教委の通知でスタートしました。 従来の分掌組織がかき混ぜられて、 しばらくは 「この仕事はどこでやればいいの」 といった質問が飛び交うことになります。 さらに企画会議がつくられ、 今までは職員会議にストレートに提案できたことを、 企画会議を通さなければいけなくなり、 仕事の日程調整が難しくなりました。 委員会は整理すると言われながらも、 復活した委員会も出はじめています。
 このところの高校改革は教育行政からの矢継ぎ早の指示で推し進められていますが、 その有効性が今後問われることになります。 皆さんからの投書、 寄稿を載せながら、 高校改革の検証をし続けていきたいと考えています。 そしてこの 『ねざす』 が県民の幅広い教育改革の研究交流の場となることを願っています。        
(三橋正俊 教育研究所員) 

教育研究所員名簿
代   表 佐々木   賢 (社会臨床学会運営委員・元都立高等学校教諭)
研 究 所 員 石 臥 薫 子 (テレビディレクター・ライター)
      大 島 真 夫 (東京大学大学院生)
      沖 塩 有希子 (青山学院大学大学講師)
      小 野 行 雄 (神奈川県立金沢総合高等学校教諭)
      金 沢 信 之 (神奈川県立元石川高等学校教諭)
      阪 本 宏 児 (神奈川県立旭高等学校教諭)
      佐 藤   香 (東京大学社会科学研究所助教授)
      武 田 麻佐子 (神奈川県立藤沢工科高等学校教諭)
      手 島   純 (神奈川県立栗原高等学校教諭)
      中 山 律 子 (神奈川県立平塚工科高等学校教諭)
      本 間 正 吾 (神奈川県立有馬高等学校教諭)
      三 橋 正 俊 (神奈川県立松陽高等学校教諭)
特別研究員 中野渡 強 志 (元神奈川県立神奈川総合産業高等学校教諭)
事 務 局 員 布 施 俊 子 (神奈川県高等学校教育会館 県民図書室司書)
      鈴 木 陽 子 (神奈川県高等学校教育会館 県民図書室司書)

共同研究員 神 田   修 (九州大学名誉教授・高校教育制度と自治史研究会代表)
      小 山 文 雄 (作家・近代史家・元教育研究所代表)
      杉 山   宏 (元神奈川県立日野高等学校校長・元教育研究所代表)
      黒 沢 惟 昭 (山梨学院大学大学院社会科学研究科教授・生涯学習センター長)

(2006年 4 月 1 日現在)
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